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山形スクエアダンス愛好会

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更新2016/07/01   
 スクエアダンスとは?  
「スクエアダンス」の歴史を紐解くと,ピューリタン革命によって,アメリカへ移住してきたところまでさかのぼっていきます。 ヨーロッパ各国からの移民が,自国のダンスをアレンジされたものが,現在の「スクエアダンス」の原点と言えるでしょう。  この「スクエアダンス」ですが,簡単に言えばアメリカ生まれのフォークダンスです。西部劇のテレビや映画(最近はありませんね。)の中で, 居酒屋の中で踊られたり,町の祭りなどで広場で踊られていたりするシーンが見られました。  また,一国のダンスとしては,数あるダンス種目の中で,最も多くの愛好者がいるとも言われています。 カナダのカルガリー冬季オリンピックでは, 開会式の中のエキシビションとしても踊られました。  さて,現代の「スクエアダンス」は,頭の体操がアレンジされた,ゲーム感覚のダンスという表現が適当でしょう。「スクエアダンス」には, 音楽とダンサー,そしてコーラーが不可欠です。  ダンスですから,音楽に合わせてダンサーが踊ることは,当然イメージできますね。ただし,フォークダンスや民謡では,音楽や歌などに合わせて, 予め振付けられた通りに踊るのですが,スクエアダンスは,ここが違うのです。振り付けは,決まっていません。ここに「コーラー」という存在が関わってきます。  「コーラー」音楽に合わせて「ダンサー」に対し「コマンド(命令)」を出します。「ダンサー」は,この「コーラー」の出した「コマンド」をよく聞いて,忠実に歩きまわります。  「コーラー」は,即興的に「コマンド」を出すのですが,そこで使える「コマンド」数で,ダンスプログラムが階層的に分れています。ベイシック(約50個),メインストリーム(ベイシック+17個), プラス(メインストリーム+30個)…という要領です。もちろん,すぐに50個や70個近くの「コマンド」を覚えることはできません。そこで,各クラブでは,「初心者講習会(ビギナースクール)」を開催し,3か月から1年を掛けて,徐々にコマンドを覚えてもらいます。    コマンドが多くても少なくても,楽しく踊ることができるダンスです。  スクエアダンスの名前の由来は,男女のカップルが,サイド・バイ・サイド(横並び)で立ち,4カップルが正方形を作って始められるダンス なので,スクエアダンスと呼ばれます。    会場に音楽が流れる → 4カップルずつ分かれて,正方形を作ってダンスの始まりを待っている。(これをセットと言います。) → 音楽に合わせてコーラーが「コマンド」を発する(これをコールと言います。) → ダンサーは8人で協力しながら,コールを聴いて歩く   「スクエアダンス」は,「コール」(コーラーの発する命令)を聴かなければ踊れません。つまり「スクエアダンス」は,「聴く」ことがとても重要なダンスと言えます。  「スクエアダンス」は,ダンスプログラムによってグレードが分かれています。しかし,競技ダンスや社交ダンスの様なダンスの上達のための認定制度やグレード分けとは違います。 また,使用される用語は世界共通の為,どの国に行ってもスクエアダンスは楽しむことができます。これも,「スクエアダンス」の魅力の一つとなっています。  先にも触れたとおり,横に並ぶ「サイド・バイ・サイド」という隊列が基本ですので,ダンス嫌いな男性が持つ,気恥ずかしさも少なく,純粋に「楽しむ」ことで徐々に徐々に上達していく不思議なダンスです。 もしかすると,ダンスの嫌いな方。パズル好きの方。こだわり深い方に向いているかもしれません。あなたも一度トライしてみませんか。 初心者講習会は,4月の山形県スクエアダンス初心者講習会で募集をしますが,
その他,随時対応できる場合がありますので,是非,ご連絡ください。